Arcを使い続ける理由
Arcというブラウザがあります。今まではChrome一強だったブラウザ界に颯爽と現れた、希望の新星でした。
まず目を引くのは、垂直タブという機能です。それまでのブラウザは、タブを画面上部に水平に並べていました。しかしそのままでは、大量のタブを開いたときに、どれがどのページだか分からなくなります。さらに、そもそも画面上部のスペースがタブ一覧とアドレスバーで占められていて、気が散る要因になったり、コンテンツが表示できる領域が狭くなってしまったりします。
しかし、Arcは、垂直タブという機能を導入しました。これにより、全画面でのブラウジングが可能になり、しかも開いているタブも非常にわかりやすいという、逆になぜこれが今まで出てこなかったんだ、というほどの完成度で実装されました。
他にも、散らかりがちなタブを整理するための機能が山ほどあります。例えば、Arcはデフォルトで12時間アクセスしていないタブを自動で閉じます。大体は12時間もアクセスしていないタブなんて、もうアクセスすることはないので、これは非常に便利な機能と言えるでしょう。
僕はたちまちArcの虜となり、発表されてからすぐにメインブラウザをSafariからArcに乗り換えました。
しかし、数年前、開発チームはArcを「完成した」として、今後積極的な新機能の追加は行わず、不定期の調整のみ行うことを発表しました。これにはArc界隈にも激震が走り、Arcは「死んだ」として、他のブラウザ(ZenやBraveなど)に移行する人も現れました。
それでも僕は、Arcを使い続けます。やはり、他のブラウザとは比べ物にならない機能がArcにはあります。もう僕はArcの虜になってしまったのです。
開発が停止したといっても、Chromeのバージョン更新は不定期で行うし、酷いバグが報告されれば、すぐに直されます。Arcは全く死んではいないのです。
……と言いながら、最近はバッテリーの消費が気になって、Safariと行ったり来たりです。うーむ。